いつかの遺書

後悔の無い人生を。・*・:≡( ε:)

映画『見えない目撃者』ネタバレ&感想

1.登場人物

2.あらすじとストーリー

3.感想

※ネタバレ配慮なし

※個人の感想なのでちゃんとしたレビューは期待しないでねん

 

1.登場人物

監督:森淳一

 

浜中 なつめ(吉岡里帆)

過去の事故で自身の視力と

最愛の弟を失った元女性警察官。

車の接触事故現場で得た情報から、

女子高生誘拐事件を疑い、追い始める。

 

パル

なつめの盲導犬。

かわいい。

 

レイサ

誘拐された女の子。

なつめに助けを求める。

 

国崎 春馬(高杉真宙)

感情を表に出さず他人に対して無関心な高校生。

車の接触事故をきっかけに、なつめと共に事件へと立ち向かう。

 

木村友一(田口トモロヲ)

長者町警察署刑事一課・強行犯係の刑事。

なつめの少女たちを救うまで諦めない姿勢に突き動かされ共に事件を追う。

 

吉野 直樹(大倉孝二)

長者町警察署刑事一課・強行犯係の刑事。

 

日下部 翔(浅香航大)

長者町警察署生活安全課・少年係に所属。

 

2.あらすじとストーリー

日本中を震撼させる女子高生連続殺人事件。

唯一の手がかりは、目の見えない目撃者だったー

警察官として将来を有望視されながら、自らの過失による事故で視力も大切な弟も失い、失意の底にあった浜中なつめ(吉岡里帆)は、ある夜、車の接触事故に遭遇。なつめは慌てて立ち去る車の中から助けを求める少女の声を耳にするが、彼女の訴えは警察には聞き入れてもらえない。視覚以外の人並外れた感覚、警察学校で培った判断力、持ち前の洞察力から誘拐事件だと確信するなつめは、現場にいたもう一人の目撃者高校生の国崎春馬(高杉真宙)を探し出す。

事件に気づきながら犯人を見ていない目の見えないなつめと、犯人を見ていながら少女に気づかなかった高校生の春馬。

“見えない目撃者”たるふたりの懸命の捜査によって、女子高生連続猟奇誘拐殺人事件が露わになる。

その真相に近づくなつめたちに、犯人は容赦なく襲いかかる。絶命の危機を前に、彼女らは、誘拐された女性を助けることができるのか。

「わたしは、あきらめない」

(公式サイトから引用)

 

なつめは将来有望な警察官だった。ある夜、不良少年である弟を車で迎えに行くことで悲劇は起こる。車中で会話中、弟は涙の音がするというアクセサリーを取り出しますが落としてしまいます。なつめは弟にせがまれ取ろうとしますが、やっと取れた!という瞬間にトラックに突っ込んでしまいます。なつめはトラック運転手に救出されますが、弟は足が挟まれ動けない状態。助けに行こうにも目が見えないなつめ。燃え盛る車の中で「お姉ちゃん!助けて!!」という弟の声を聞きながらなつめは必死に助けようとするが、車は爆発し、弟は命を落とした。

 

それから数年、ある日母が「弟の墓参りに行こう」と言う。近くまで来たものの、弟の死に責任を感じているなつめは弟の墓の前に立つことができず、一人で徒歩で帰ろうとする。

スマホと盲導犬・パルを頼りに帰ろうとするも、遠回りしてしまい夜になってしまう。人気の少ない道でスクーターが横切る音がし、その直後車の急ブレーキの音を聞き、事故が起こったのではないかと確認しに行きます。そこに人はおらず、車内からは大量のスピーカーが流れているだけ。そのとき、後部座席から窓を叩く音がします。くぐもった声で「たすけて!」という女の子の声を聞き、なつめはその子から「レイサ」と名前を聞き出すも、運転手らしき人が帰ってくる。しかしなつめの目が見えないとわかると、そのまま立ち去ってしまうのであった。

 

その後、警察に行き事情を話すも、盲目であることや過去の自殺歴から「勘違い」「妄言だ」と言われる。さらに、もう一人の目撃者である春馬も「車には誰も乗っていなかった」と言う。なにより決定的だったのが、捜索願を出されていたり補導歴のある女の子の履歴に「レイサ」という名前が無かったということ。刑事の吉野は事件性無しと判断するが、定年間近のもう一人の刑事・木村はまだ気になることがある様子。

一方なつめは、もう一人の目撃者である車と接触事故を起こしたスクーター少年・春馬に会いに行く。そこで、春馬は運転手から金をもらい口止めされていたことを知る。なつめは指紋をとるため、そのお金を預かる。春馬は「本当に女の子を見ていない」と主張するのに対し、なつめは「後部座席を倒して、床に寝かせれば座席が壁になって見えない」と実証して見せる。事件性があると諦めないなつめに、春馬は自身の先輩である個人情報などを持つ名簿屋のもとになつめを連れて行く。しかしそれでも「レイサ」という名前は見つからない。しかし先輩は「本名じゃないのかも」と源氏名で調べる。すると見事にヒット!紹介動画も上がっており、なつめは自身が聞いた「たすけて」という声と動画の声の人物が同じだと断言する。

 

そのことを伝えに再度警察に行くもやはり信じてもらえないなつめ。しかし、レイサとネット喫茶で同居し同じ店で働いていた女の子から「救さま」の存在を聞く。「救さま」と出会った子は幸せになれると、都市伝説のような存在らしい。レイサはその「救さま」に出会ったのではないかと言う。その「救さま」と思われる人物の情報を聞き、家宅捜査のため刑事たち(木村と吉野)と合流する。しかし、その正体は「救さま」ではなく風俗スカウトマンであった。

 

遠回りしながらも着実に真犯人に近づいているなつめ達。しかしここで再度事件が起こる。ツイッターで「救さま」の情報を集めている春馬の存在を察知した真犯人が春馬を車で引き殺そうとする。他の車が通りすぎたことで難を逃れるも、怪我をし入院。しかしその際車のナンバーを覚えていたお陰で、春馬を襲った犯人の居場所を突き止める。

さらに、春馬がツイッターで情報を募ったおかげで「救さま」のことを知る女の子との接触に成功。その子の友人は「救さま」と出会い、いなくなったという。「救さま」に連れていかれたその子は家族から見放された可哀そうな子だと言う。なつめは、もし補導歴があれば追跡できると思い、過去に補導歴が無かったか聞くと、一度あったという。しかしこの情報が後に真犯人へと繋がる大きな手掛かりとなった。

 

一方、刑事の木村・吉野が向かった先はすでに倒産されている廃屋。企業主が未成年に手を出したとかが原因らしい。しかし車の持ち主であり、犯人と思われていた企業主は薬物の過剰摂取で死んでいた。応援が到着するまで捜査を続ける木村。建物の裏から犬が吠える声が聞こえる。そこにはたくさんのごみ袋。よく見るとそこからのぞく黒い髪の毛。

そこには女子高生四人の惨殺死体が隠されていた。

 

被害者の四人はそれぞれ遺体の一部が欠損していた。一人は耳、一人は手、一人は鼻、一人は口。しかし犯人は既に死亡。また、なつめが回収したお札の指紋と死亡した犯人の指紋が一致したとのこと。しかしそれでも納得がいかないなつめ・春馬コンビと、刑事の木村。

なつめは「救さま」が神様のような扱いを受けていることから、ネットで「神様、耳、手、口、鼻」と調べる。そこから“六根清浄”のことを知る。六根清浄とは、「眼,耳,鼻,舌,身,意の六根が,修行することなどの功徳によって清らかになること」。これにより、まだ「目と意が残っている」と察したなつめはこの事を木村に伝える。

 

一方木村は、生活安全課の日下部になつめ・春馬がツイッターで知り合った補導歴のある女子高生のことを調べてもらうも履歴は無し

また、過去の資料から昔にも似たような事件があったことを知る。既に定年退職している先輩の話によると、既に犯人は捕まり無期懲役になっているとのこと。しかしここで引っかかるのが犯人逮捕のきっかけとなった目撃者の動画。近くに昆虫採集に来ていたという目撃者は、犯行現場を見ても被害者を助けようとせず、ただ動画で撮り続けていたというのだ。しかも、腕を切り落とされている女性の部分をズームアップしたりして。

 

木村と二人きりで話したいというなつめ。その理由は、女子高生の補導歴と指紋について疑問に思ったため。なつめは今までの関係者の発言から、犯人は「家族から見放されていて捜索届も出してもらえない存在」をターゲットにしていることを説明する。また、木村が気になったのは補導歴のこと。なつめは今までの関係者との会話をテープレコーダーで録音してた。そこで確かに女子高生は補導されたと言っていた。しかし、生活安全課の日下部は「その子に補導歴は無い」と言っていた。指紋と補導歴の疑惑。指紋が一致したのは、誰かが入れ替えたからとのこと。それらができるのは警察官しかいない。なつめは警察関係者が犯人だと疑っていたのだ。

 

信じられない気持ちで署に戻る木村。そこから過去の事件について教えてくれた先輩から連絡が来る。なんと、過去の事件の目撃者である少年は警察官になっていたというのだ。そしてその人物の名前は、木村が補導歴の検索をお願いしていた日下部。日下部は、補導歴があればそれをもみ消し、家族にも相手にされず捜索願が出されないような女子高生をターゲットにしていたのであった。

 

そして日下部と対峙する木村。

木村は「人を救うために警察官になったんじゃないのか!」と説得を試みるも、日下部は「人が死ぬところが見たいから警察官になった」と言い木村を刺殺する。

そのとき、木村のスマホに連絡が入る。なつめから、「二人で話がしたい」というものだった。なつめの存在も消すため、日下部は木村からの使いだと名乗り、なつめに襲い掛かる。

 

盲導犬パルやスマホからの春馬のナビのおかげもあり逃げ切ったなつめ。警察も日下部が犯人だと断定し、日下部を追う。はじめは事件性無しと判断していた吉野は先輩である木村の身を案じていた。なつめ・春馬と合流する吉野。なつめを傷つけられて激おこの春馬から「警察って人を助けるんじゃなかったのかよ」ときっつい一言をもらう。なつめは吉野に「かつて事件のあった現場の近くの廃屋」、いわゆる事故物件に日下部はいるのではないかと提案する。するとビンゴ。そこには日下部の車があった。吉野は応援を要請し、応援を待つよう指示があったが、吉野は屋敷に突入する。春馬が止めるも、「被害者がまだ中にいるかもしれない。警察が人を守るってことを証明してやる」と言い銃を片手に屋敷へ入っていった。

 

そこにはソファに座らされている木村の遺体があった。衝撃を受けている隙をつかれ、日下部に襲撃される吉野。銃弾を日下部の腕に一発入れるも力負けし、頭部を真っ二つにされる。「これで“意識”完了。残りは“眼”」と言いその場を立ち去る。

銃声を聞き屋敷に入るなつめと春馬。木村と吉野の遺体を見つけ悲しむも、被害者を探さねばと吉野の銃を持ち屋敷を探るなつめ。春馬から事前に教えてもらっていた間取りから隠し部屋を発見し、そこに捕らわれていた被害者を救出する。しかしその子はレイサではなかった。逃げようとするところを日下部に襲撃されるも、春馬が時間を稼ぐ。その間になつめは保護した女の子を外に逃がし、自身は屋敷に残る。ブレーカーを落とし、屋敷を真っ暗にしたのだ。日下部が自分を探している隙をついて、被害者と一緒に外で応援を待つように言う。なつめは自分に助けを求めたレイサがまだ生きていると信じ、再度屋敷の探索へ向かう。

 

なつめは元・警察官なだけあり、犯人がどこで遺体を処理するのかを理解していた。その考えは見事的中し、浴場に捕らわれているレイサを発見する。しかしそれを日下部も察知したらしく、耳が良いなつめに悟られないよう静かに近づく。なつめは事前にそのことを予想しており、近くに弟の形見である涙の音がするアクセサリーを置いていた。日下部がそのアクセサリーを蹴った瞬間、なつめは日下部の眼に銃弾を撃ち込んだ。

 

到着した応援に保護された被害者となつめたち。レイサが「目の見えない女の人に会いたい」と言い、なつめが近寄る。「助けられて、本当によかった」と言いなつめはレイサの手を強く握った。数日後、なつめと母、春馬は弟の墓参りに来ていた。弟が亡くなってから数年が経っていた。やっと墓参りに来てくれたなつめに喜ぶ母。そして春馬は墓を見つめながらなつめに問う。「俺、警察官になれるかな?」なつめは「なれるよ」と笑顔で答えるのであった。

 

3.感想

ずっとハラハラドキドキの展開でした!!!!!

女子高生の遺体の損傷部ドアップの画面があったりするのでそういうの苦手な人はきついかも。怖かったのが登場人物の視点の切り替わり。なつめ・春馬、刑事コンビ(木村・吉野)、そして被害者のレイサ視点。レイサ視点が一番怖かった。どうやら一人捕まえたら、先に捕まえていた方を殺すという方法をとっていたらしく、レイサが来てしまったために先に捕らえられた女の子が殺されそうになり、犯人に泣き叫びながら抵抗し連れていかれるシーンは鳥肌ものだった。

なつめと木村、吉野の警察官としての誇りの魅せ方も凄かった。なつめは自分が聞いたレイサの助けを求める声を信じて行動し続けた。木村は最初から最後まで誰かを助けるために行動し、犯人である日下部さえも説得して救おうとした。吉野は最初はなつめのことを信じていなかったものの、人を助けたいという想いは本物で、文字通り命がけで日下部に挑んだ。

全部は書ききれなかったけど、色んなところに伏線が散りばめられていて、最後は全部綺麗に回収しきってくれました!!本当に面白かった!元は韓国の作品らしいのでそっちも読んでみたいですなヾ(:3ノシヾ)ノシ

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