いつかの遺書

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映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』ネタバレ&感想

1.登場人物

2.あらすじとストーリー

3.感想

※ネタバレ配慮なし

※個人の感想なのでちゃんとしたレビューは期待しないでねん

 

1.登場人物

監督:蜷川実花

太宰治(小栗旬)

「全部ぶっ壊して書く」

天才文豪作家。

めっちゃもてる。もてまくる。

声がエロい。

 

美知子(宮沢りえ)

「お父さんは天才。誰よりも才能がある」

太宰を愛した三人の女の一人。

太宰の妻。

とても献身的で、妻として“作家としての太宰治”を後押しする姿は健気すぎて泣いた。

 

静子(沢尻エリカ)

「愛されない妻より、ずっと恋される愛人でいたい」

太宰を愛した三人の女の一人。

作家志望の太宰の愛人。

上流階級の娘。金持ち。うらやましい。

文才にも恵まれ、太宰が目をつけるほど。

 

富栄(二階堂ふみ)

「死にたいんです。一緒に」

太宰を愛した三人の女の一人。

作中で最もやばいんじゃないかなこの人。

あと一番エロい。

 

2.あらすじとストーリー

天才作家、太宰治。身重の妻・美知子とふたりの子どもがいながら恋の噂が絶えず、自殺未遂を繰り返すー。その破天荒な生き方で文壇から疎まれているが、ベストセラーを連発して時のスターとなっていた。太宰は、作家志望の静子の文才に惚れこんで激しく愛し合い、同時に未亡人の富栄にも救いを求めていく。ふたりの愛人に子どもがほしいと言われるイカれた日々の中で、それでも夫の才能を信じる美知子に叱咤され、遂に自分にしか書けない「人間に失格した男」の物語に取りかかるのだが・・・

(公式サイトから引用)

 

愛人の静子の文才にほれ込んだ太宰は、あの手この手を使って静子の日記(作品?)を読もうとする。「二人の作品にしよう」「これは芸術だ」等と口説き落とし、ついにそれを読むことに成功する。そこに書かれていた“人間は、恋と革命のために生まれて来た”という一説に感銘を受け、ベストセラー『斜陽』を完成させる。あと静子が子どもを欲しがり妊娠する(太宰は「できませんように」と祈っていた模様)。

 

その後いつも仲間と飲んでいるらしきバーで出会ったのが未亡人の富栄。一見真面目そうに見えたが、太宰への恋心を自覚してから(それか斜陽を読んでから?)はもう一直線。とんでもないヤンデレっぷりを見せつけてくる。静子に子どもが出来ていたことを知らなかったらしく、「自分も子どもが欲しい」と太宰にねだる。また、太宰と共にいることに執着しており、「静子の所へ行ったら自殺する」とまで言い、太宰を自分の傍に縛り付けている。自殺願望もあり、「太宰と共に死ぬこと」を願っている節も見られる。

 

そんなある日、富栄と外でいちゃついているところを妻の美知子に見られてしまう。「お?離婚か?離婚するのか??」と思いきやそんなことなかった。でもお互いショックはがっつり受けていたらしく、作中でもあまり見ない大きな動揺を見せている。

 

この辺りから太宰の結核が悪化し、次に書く作品が最後になると思われる時期に突入。

編集者の人にも「書きたいものがあるのでしょう!」「人間失格!」等の渇を入れられるが無視。

静子は「『斜陽』は私たち二人の作品。私の名前も入れて?」と電報を送り、富栄は太宰を支えつつまだ「子どもが欲しい」と太宰に襲い掛かる(アレ的な意味で)。

そして妻の美知子さんは“夫の太宰を励ます”のではなく“作家としての太宰”の背を押し、『人間失格』を書く決意をさせる。

 

そして太宰は『人間失格』を完成させ、富栄と入水自殺をするのであった……。

(けどもしかしてこれまた自殺失敗してね?)

 

3.感想

太宰の生き方が本当につらそう。生きづらそう。

毎日バーで仲間と呑んで騒いで、皆が羨むほど派手に女遊び。

楽しそうにしている太宰のシーンが多いが、実際は作家としてのプライドと自身の道化っぷりに苦しんでいる模様。

 

自身の欠点に気付きながらも、それを直せない。

やるべきではないと思いながらも、欲望に負けやってしまう。

太宰も気付いていたのではないかと。

『人間失格』にも書いてあった通り、自分は“恥の多い生涯を送ってきた”と。

 

それでも、心身を削りながらも、自身の最高傑作を書き上げた。

周りに「屑だ」「下品だ」と罵倒されても自分を貫いたそんな太宰治の生き方。

私は凄いなと思いました。

 

ちなみに私は精神が弱っているときに『人間失格』を読んでしまいとどめを刺され、人生初の鬱を経験した。

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